ユネスコエコパークとは、Biosphere Reserves(生物圏保存地域)
生態系の保全と持続可能な利活用の調和を目的として1976年にユネスコが開始した事業です。世界遺産が手つかずの自然を守ることを原則とする一方、ユネスコエコパークは自然と人間社会の共生が目的となっています。登録総数は120ヵ国の669地域(日本国内9ヵ所、2018年現在)
大分県と宮崎県にまたがる祖母・傾・大崩山系は、独特の景観美と原生的な自然を併せ持ち、希少動植物の宝庫としても知られています。祖母・傾・大崩山系周辺地域の自治体が連携し、「祖母・傾・大崩ユネスコエコパーク」の登録を目指す取組を進め、2017年6月、ユネスコMAB計画国際調整理事会において、登録地として決定されました。